読んだ本の感想

錯覚資産って?『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』は、もう読みましたか?

  • 読んでほしい人
    世の中は実力で決まっていると思っている人
  • 扱うテーマ(悩み)は?
    人生の左右する要因は何なのか?
  • 伝えたいこと
    錯覚資産こそが、あなたの人生を大きく左右する
  • この記事を読んで、得することは?
    人間の習性を理解して、有利に立ち回ることができるようになります。

今回は最近有名になっている、ふろむださん(@fromdusktildawn)の『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』を紹介します。

数多くの本を読んできたRですが、この本の知的興奮は凄いです。

世の中の見方が180度変わってしまう本ですし、読んだあとから、すぐに実践ができる内容です。

この本を人生の早い段階で読めるかどうかで、あなたの人生は大きく左右されるでしょう。それほどインパクトのある本です。

 

☆この本の特徴☆

  • 皆が直感的にわかっていたことを、分かりやすい言葉で説明してくれる。
  • 学術的な内容はさることながら、現実社会で非常に役に立つ内容。

★この本の要点★

  • 実力が人生を左右する一番大事なポイントじゃない
  • 実力も大事、運も大事、それ以上に錯覚資産が大事
  • 人間は凄く非合理的な動物で、勘違いしていることに気づいていない。
  • 錯覚資産は複利で雪だるま式に増えていく
  • 錯覚資産は、「あなた以外の第三者が、あなたのことを勝手に都合よく解釈するのに役立つ資産」のこと。

 

学歴や実力なんて、役に立たない論争は、ナンセンス!?

  • 世の中で一般的に役に立つと言われている武器(例えば、学歴)は、間違いなく役に立つ。
  • 役に立つのだから、役に立つかどうかを議論するのはナンセンスで、どう役に立たせるかを考えたほうが建設的。
  • 使える武器(錯覚資産)は、つべこべ言わずに使う。

最近、Twitter上で、学歴はもはや資格としての役割を終えた、という主張を目にすることが多いですね。Rの学歴は大したことはありませんが、そこそこ有名な大学に通っていたので、会社で恩恵を受けています。

結論なんですが、学歴などの武器は、社会で間違いなく役に立ちます。

どう役に立つのか?それは、錯覚資産として非常に有効です。

以下説明していきます。

学歴が高いから、優秀なんじゃないのです。学歴があって優秀なやつと周囲から認知されることで、運や良い環境に巡り合って、その人が揉まれて、本当に優秀になるのです。

なぜ、実際に優秀なのかどうかわからないのに、一番最初に優秀なやつと認知されたのでしょうか?それは、学歴が高いからです。

このように、周囲の人間がその人の実力と関係無しに、勝手に自分の都合の良い方向に解釈してくれる諸々の有益資産のことを、著者のふろむださんは「錯覚資産」と呼んでいます。

 

なぜ、人は勘違いを引き起こすのか?

非合理性
  • 人が勘違いをする理由は、人がそういう動物だからです。
  • 人は、感情や勘違いに大きく左右される動物的側面を持ちます。
  • 人は経済学が前提に置いているように、いつ何時も合理的・完璧に行動できるわけではありません。

「人が勘違いをする理由は、人がそういう動物だからです。」って、説明になってないじゃん、と思われましたよね(笑)。

これをトートロジーと言います。もう、過去の経緯から人間がそういう動物であるということが、最近わかってきています。人間はテクノロジーの力で、安全や生活水準を挙げてきましたが、本能では動物的な生き物です。

動物の世界では、一瞬の判断の遅れが命取りになります。ファストな判断をする必要があるのですね。多少間違っていても。多少間違っていても、自分の命が助かれば、それで良いのです、動物世界では。

 

しかし、現代社会では、そのファストな判断が必ずしも合理的とは言えない部分もあるのです。それは最近の行動経済学の研究で明らかにされてきています。

ということで、ここで言いたいのは、「人間は一瞬一瞬で判断をしているけど、その中にはよくよく考えたら合理的とは言えないものも多く含まれている」ということです。

だから、高学歴というだけで、その人が全体的に優れているものと認知してしまうのです。これを心理学の専門用語では、ハロー効果と言います(専門用語はどうでもいいのですが)。

 

錯覚資産には、どんな種類があるのか?

錯覚資産
  • 世間で一般的に役に立つと言われている種類の資産は、錯覚資産になり得ます。

上記ツイートに挙げたものは、錯覚資産の一例です。錯覚資産がある人は、周囲の人間が勝手にその人を優秀だと思ってくれます。そして、実際に優秀な人が行く場所や機会に恵まれ、そこで揉まれて本当に優秀な人に進化します。

実力ができ、運にも恵まれ、環境も良くて、それに伴ってどんどん錯覚資産が増えていきます。そして、増え方は複利です。

 

非合理的な合理的戦略 錯覚資産をまずは作る

錯覚資産
  • 始まりの始まりである、「錯覚資産」を作り、積極的に色々な可能性にチャレンジする。
  • 数撃ちゃ当たるで、錯覚資産が実物資産に変わっていき、さらに錯覚資産が増える。
  • 好循環が生まれると、その勢いは止まらず、錯覚資産を持たない人との間で格差が尋常じゃないほど広がる。

錯覚資産は、お金と一緒で、複利ベースで雪だるま式に増えていきます。それが、意味するところは、貧乏人と大富豪のように、錯覚資産でも、尋常じゃないほどの格差が生じるということです。

錯覚資産という「虚(バーチャル)」という非合理的な資産を増やすことが、最終的には合理的な戦略に変わるのです。

お金はなぜお金として機能するのか?皆がお金と思っているからです。トートロジーです。

お金は大いなる幻想なのです(Great Fantasy)。

それと、一緒で世の中は虚が実を作るということが往々にして発生します。

 

実力が無いあいつがなんぜ出世するんだ?

最初はそんなに差がないと思ってたのに、気づいたら、いつの間にか実力差がびっくりするほど開いている…。

その理由は、錯覚資産という理論で説明がつきます。あなたが実力だけをつけているうちに、錯覚資産の重要性に気づき、虚を取り、それを本物の実物に変えていたのです。

 

使える手段(錯覚資産)はつべこべ言わずに使う

  • あなたが保有している錯覚資産をどんどん、使っていきましょう。

学歴、資格、肩書、ポジション、実績、社歴、社名、数字、家柄、社会的地位、年収、信用、スキル、とにかく使える錯覚資産は使いまくるのです。

そして、数をこなしまくるのです。そうすれば、いつかチャンスが巡ってきて、好循環の扉が開くことになります。そしたら、一気に爆発するでしょう。

人は上記の虚の錯覚資産を馬鹿にするでしょう。実力が大事なんだと。

実力も大事ですが、現実はそこまでシンプルではありません。

「事実は小説より奇なり」です。

 

人間が非合理的であることを嘆くより、その非合理性を逆に利用することを考えたほうが得策です。

資本主義の貧富の拡大を嘆くより、自分が資本家になることに力を注ぐのと同じです。

 

錯覚は偉大なり!

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公務員 投資家R
公務員 投資家R
20代地方公務員。投資、公務員、読書、映画などの情報を発信しています。21世紀は「信頼と信用」が何よりも重要になってくると考えて、ブログを運営しています。利益だけを追わない、信用を貯める。利益は後から結果的についてくる。

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