働き方や生き方

孫子の名言から学ぶ人間関係 『頭に来てもアホとは戦うな!』

孫氏の兵法から学ぶ人間関係

田村耕太郎さん()がお書きになった、『頭に来てもアホとは戦うな!』を読みました。

田村さんが「はじめに」で書いてあるように、『頭に来てもアホとは戦うな!』は、最高の戦略書である孫子の『兵法』を現代版にアレンジした書です。

この本のポイントは、孫子の『兵法』を引き継いでおり、非戦・戦略をテーマに人間関係を描いているところです。

ネットやリアルでの人間関係に役立つ部分が多いので、私見も踏まえながら、レビューすることにしました。

  • 読んでほしい人
    人間関係の軋轢で、疲れて、自分を見失ってしまっている人
  • 扱うテーマ(悩み)は?
    どうすれば、他人と軋轢を生まずに、有意義な自分の人生を送れるか
  • 伝えたいこと
    変なプライドを捨てて、人間関係を手段として利用しよう。
  • この記事を読んで、得することは?
    人間関係で発生する無駄な摩擦を減らして、自分のやりたいことに集中できるようになります。

 

戦わずにして勝つのが、最高に賢い戦い方

戦わずにして戦いに勝つ

2500年前から変わらない、最高に賢いクールな戦い方。

それは、戦わずにして勝つということである。

相手にする価値のない人に、自分の貴重な時間を使わないほうが良い。

理由は簡単である。自分のリソースを削ること無く、目的を達成できるからです。

戦って勝つのも凄いことだけど、もっと頭のいい人は、自分の時間がロスにならないような戦略を考えます。

そもそも、「戦略」って字を考えてみてください。

戦(いくさ)を略(りゃく)すという意味ですよ。戦略とは、戦を省略することなんですよ。

 

孫子大先生が以下のようにおっしゃっています。

「百戦百勝は善の善なるものに非ず。
戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり(百戦百勝といっても最高の優れた戦い方ではない。敵兵と戦わないで屈服させることこそ最高の戦い方である)」というものがある。

『頭に来てもアホとは戦うな!』田村耕太郎 はじめに P2~3

 

他人とのいざこざで、あなたは自分の人生を無駄に浪費してませんか?

有意義な自分の人生を送るためには、相手にする価値がない人を、きちんと相手にしないことが大切です。

田村さんがタイトルに書いている「アホ」とは、この本で、「あなたがわざわざ戦ったり、悩んだりする価値のない人間」と定義しています。

ただ、人間って、感情の生き物なので、華麗に無視するって、なかなか出来ないんですよね~。

相手にする価値の無い人間を相手にしてしまって浪費する人の特徴は以下のとおりです。

自分の人生を浪費してしまう人の特徴

  • 正義感が強い
  • 自信にあふれる
  • 責任感が強い
  • プライドが高い
  • おせっかい

*『頭に来てもアホとは戦うな!』 p20から

このような特徴に該当する人は要注意です。

いわゆる優秀な人ほど、上記の特徴にあてはまると思います。

Rは地方公務員なので「よーく、よーく」わかります。

公務員には、これらの特徴を満たした人がたくさんいますから。

 

本当に戦うべき戦いであるのかどうか真に見極める

自分が本気を出して戦うべきポイントは人生にそんなに多くは訪れない。

相手にする価値のない相手は無視するか、受け流す必要がある。

あなたが自分の人生をかけて真に戦うべきシーンというのはそんなに多くはありません。

「ここぞ!」という時以外は、無視するか、受け流すかの技術が必要になります。

 

自分の時間を無駄遣いしてしまう人は、以下のように考えを改めると良いでしょう。

自分の人生を浪費してしまう人の特徴

  • 正義感が強い
    →10人いれば10人の正義がある。自分の正義を貫くのは困難と心得る。
  • 自信にあふれる
    →見下し目線につながるときもある。油断を生むこともある。
  • 責任感が強い
    →責任感だけ強いとメンタルがやられる可能性が高い。責任感だけで問題が解決するのは、難しいと心得る。
  • プライドが高い
    →プライドが高いと感情の起伏が激しくなる。変なプライドは百害あって一利なしと心得る。
  • おせっかい
    →どれだけ善意で行動を起こしても、相手はそれを善行だとはみなさない。余計な問題にはクビを突っ込まないのが一番。

こんな感じで考えを変えれば、不必要にエネルギーを無駄遣いすることも、だいぶ減るのではないでしょうかね。

私もこんな感じで、日々の業務を淡々とこなし、無駄なエネルギーを使わないように気をつけています。

 

無駄なエネルギーを使わなければ、その分、本当に自分が時間をかけたいことに集中することができますからね。

匿名のネット批判は、相手にしちゃいけない最たる例

ブログやSNSをやっていると、匿名の批判者が必ず出てきます。必ずです。

これは仕方ありません。ブログやSNSで発信する情報は究極的には主観的にならざるを得ないからです。

フォロワーやブログの読者が増えれば増えるほど、一定数のアンチが生じるのは、致し方ないことです。

 

そもそも、無料でブログやSNSで情報を発信しているのですから、批判や質問に答える義務もありませんし、それであなたが疲弊してしまったら、何の意味もありませんからね。

あなたが面倒臭いと感じたら、無視していいし、軽く受け流しても良いのです。懇切丁寧に一字一句答える必要は全くありません。

 

反撃や攻撃をしても、批判者は更に楽しくなり、あなたをしつこく攻撃してきます。

そんな無駄な時間はとっとと切り捨てて、自分のインプットや勉強、好きなことをやるための時間にしていきましょう。

自分の記事を楽しみにしてくれる人、応援してくれる人のために、記事を書くだけで良いんですよ。

あなたの人生の主人公は、あなたである。

無駄な戦いを避け、自分のやりたいことをやり、有意義な人生にするのが、賢い生き方である。

自分がやりたいことを好きにできるのが、一番最高の人生の過ごし方だと、私は考えています。

そして、自分が好きなことをやるためには、無駄な時間を徹底的に削らないといけません。

そのために、必要なのが上記でお伝えしてきたマインドセットです。

そして、もっと直接的な表現をするのなら、あなたが「弱者であるように見せかける」のです。

強者なのに弱者であるように見せかけるのは、最強の戦略

無駄なパワーを使わずに最高のパフォーマンスを発揮できるのは、強者なのに、周囲に弱者であると見せかける戦略です。

Rはこの真実に最近気づいてしまったんですよね。

Rのブログを読んでる皆さんには出し惜しみ無く、お伝えします。

強者が強者であるように振る舞うのは1流。

強者であるのに弱者であるかのように振る舞えるのは超一流です。

 

強者が強者であるように振る舞うのは1流。

強者になるためには努力が必要です。スペックが高い人が多いです。

自信家で、正義感が強く、能力も高く、プライドも高く、おせっかいで色々なところにクビを突っ込みます。

強者が強者として、周囲に影響力を行使するパターンです。

 

でも、この方法は軋轢を生むことが多いです。自信がありすぎることは、先輩から見れば、生意気に見えます。

正義を振りかざしても、相手もまた自分と同じように正義を持っており、平行線をたどります。

プライドが高いと、自分が批判や疑問の目を向けられたときに、ムカつきます。

おせっかいをやいて、本来自分が介入しなくてもいい問題に手を出し、状況を更に悪化させることも。

 

自分が強者であることにかこつけて色々やってはみるものの、その裏、結局、自分のストレスを増やしていることだけに気づくんですよね。

そして、最後に気づくことになります、下記のことに。

 

強者であるのに弱者であるかのように振る舞えるのは超一流

強者になるための努力を積んできた。スペックも高く、知識があり、行動力も伴っている。

そして、差が出るのは、ここからです。

超一流は、自分が強者であることを全面に押し出さず、むしろ自分が弱者であるかのように振る舞うのです。

 

自分の正義は持っているが、無理に振りかざすこと無く、意見を求められた段階で、意見を述べる。

内なる闘志や満ち溢れた自信はあるけれど、それを全面に押し出すこともなく、鼻につくようにひけらかすこともない。

尊厳や誇り高い矜持を持っているが、いざとなれば、そんなプライドなどはどこ吹く風。

 

本当に優秀で、ストレス無く、自分のやりたい分野にリソースを投入し、最高のパフォーマンスを上げる人は、上記のような人です。柳の木のように芯はあるけど、柔軟性を持ち合わせている人と言えば良いんですかね。

かつて7つの海を支配した大英帝国のように、「強かな心」を持っています。「うまいな~」と心の底から感動すら覚えます。

 

強者であるにも関わらず弱者のように振る舞うので、嫉妬の対象にもならないですし、批判の矢が飛んでくることもありません。

弱者として振る舞うので、弱者からは共感の対象になり、強者からは憐れみの対象に。

強者は自らを誇示するために、おっせかいであなたの行動を手伝ってくれるかもしれません。

とにかく、この戦略の凄いところは、敵を生み出しづらいという点です。

 

そして、あなたの精神衛生上もこの上なく良いです。

なぜなら、あなたは本当は強者であるからです。強者であるという認識を持ちながら、弱者として振る舞うのと、本当の弱者であることには、雲泥の差があります。

この記事で伝えたかったこと

  • 2500年間変わらない最高の戦略は、戦わずにして戦いに勝つこと。
  • 無駄なエネルギーを使わないで、自分のやりたいことに自分の時間を使うことこそ、自分の人生を有意義に過ごすことにつながる。
  • 無駄なエネルギーを使わないためには、人間関係での生産性の無い消耗を徹底的に避けることである。
  • 最高のパフォーマンスを発揮する超一流は、強者であるのにも関わらず、弱者であるかのように振る舞える能力を持つ人物である。

ネット上のやりとり、リアルな人間関係での強かな戦略について、今回は記事にしてみました。

本当に優秀な人は、気づかないだけで、本当はあなたの近くにいるかもしれませんよ。

優秀な人は、目立たずに、でも確実に最高のパフォーマンスを挙げているかもしれません。

 

あなたも、非戦戦略を見習い、孫氏の弟子になってみてはいかかでしょうか??

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公務員 投資家R
公務員 投資家R
20代地方公務員。投資、公務員、読書、映画などの情報を発信しています。21世紀は「信頼と信用」が何よりも重要になってくると考えて、ブログを運営しています。利益だけを追わない、信用を貯める。利益は後から結果的についてくる。

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