働き方や生き方

公務員なら出世を目指すな スペシャリストとしてブランド人になれ!

公務員はスペシャリストとしてブランド人になれ

2018年7月5日に発売になった『ブランド人になれ!』を読みました。

田端信太郎さん()がお書きになった本です。

Rも内容に共感する部分が多く、キャリア形成に役立つ部分も多いです。

今回は、地方公務員であるR(@Resident_of_R)がこの本を活かし、どう若手公務員がキャリア形成をすれば良いのか、ヒントになる記事を書きます。

  • 読んでほしい人
    若手公務員(サラリーマン)で自分のキャリア形成に悩んでいる人へ
  • 扱うテーマは?
    仕事や働き方のキャリア形成について
  • 伝えたいこと
    社内価値ではなく、社外価値を高めよう。
  • この記事を読んで、得することは?
    21世紀を生きる上で必須になる戦略的なキャリア論を学ぶことができます。

私が若手地方公務員ということもあり、公務員よりの記事になっていますが、民間に勤めるサラリーマンの方にも同じことが言えますので、参考にしていただければ、幸いです。

 

サラリーマンは、社内価値より、社外価値を高めよう!

  • 社内価値=社内だけでしか通用しない価値のこと
  • 社外価値=会社を辞めても通用する価値のこと
  • サラリーマンは、社内価値より、社外価値を高めること。

『ブランド人になれ!』の中で田端信太郎さん()が言いたかったことは、この1点に集約されるでしょう。

サラリーマンは、社内価値より、社外価値を高めること。

理由は簡単。1つの会社に定年まで雇用されるスタイルが崩れてきているからです。

会社だけに依存するサラリーマンスタイルはもう終わっている

高度経済成長時代のように、サラリーマンが会社に依存する時代は終わりました。

景気の悪化に伴い、会社が定年まで雇用を保証する時代ではなくなりました。

会社に忠誠をいくら誓っていたところで、会社の都合で切り捨てられてしまう時代です。

会社内部での人脈、仕事の進め方、規則やルール、こういった社内価値をいくら高めようが、会社をクビになったらその瞬間に無価値となってしまいます。

 

会社を辞めてもあなたを守ってくれる社外価値

一方、社外価値とは、あなたが会社を去っても、依然としてあなたに付着したままです。

例えば、SNSのフォロワーさんやブログの読者さんなどが、その代表例です。

会社を辞めても、あなたのフォロワーさんや読者さんはいなくなりません。

あるいは、あなたの実名を知らしめる大きな功績などもその一例でしょう。

 

とにかく、その会社を去っても、依然としてあなたの認識を保ってくれたり、名声を高めてくれたりする価値のことです。

この社外価値を、会社に在籍している間にいかに高めることができるのかが、21世紀の働き方やキャリア論を考える上で大切になってきます。

 

サラリーマンはノーリスクで成長できる存在

  • 会社員のリスクはすべて会社が負担してくれる。
  • 大きなミスをしても、最悪クビになるだけ。
  • 会社の資産や資本を動員しながら、自分のスキル形成を図れる。

最近は会社員がオワコンと言われることが多くなりました。Rは必ずしも、そうではない、と考えています。

その理由は、会社員は会社の資産を使いながら、自分のスキルや価値を高めることができるからです。

つまり、この点から言えることは、どうせ何かをやるなら、自分の社外価値を高めるような仕事にリソースを投入しようよ!ってことです。

個人事業主はすべての責任を事業主が負担する

対比させてみるとわかりやすいです。例えば、個人事業主。

個人事業主なので、自分で好きなように何でもできます。

その分、失敗したらその責任は責任者であるあなたが全てを負うことになります。借金をして事業がうまく行かなくなっても、返済義務は残ります。借りたお金は返済しないといけません。

会社員の最大損失は、クビになるだけ

でも、会社員なら、怒られたりはするでしょうが、それであなたの給与が支給されなくなることもないですし、辞めさせられることもないでしょう。

仮に相当ヤバイ失敗をしても、会社を辞めさせられるだけです。あなたには、事業の失敗による損失を補償する必要はありません。

あなたの失敗による損失は、会社の財務諸表にマイナスとして計上されるだけです。

 

若手は実力なんか要らない ハッタリをかけろ!

  • 若手会社員は実力が無いことが多い。
  • むしろ、ハッタリをかけることで、実力が生まれる。
  • 先に影ができ、そこに実態が追いついていく。

アウトプットをしなければいけない状況に追い込まれれば、人はそのレベルに追いつこうと、学び、成長するものだ。

みんな順番が逆なのだ。

プロパガンダの天才といわれた、ナチスドイツの宣伝大臣であるヨーゼフ・ゲッベルスはこう言った。

「もしあなたが十分に大きな嘘を頻繁に繰り返せば、人々は最後にはその嘘を信じるだろう」

『ブランド人になれ!』田端信太郎 P87

 

社会人になれば、会社が求める理想像に自分が追いついていない状況が頻繁に現れます。

そんなときに自分を卑下するのか、ハッタリをかませるのか。そこで差が生じます。

本当は英語なんか全然できないのに、TOEICで高得点取ったことある、と言えるかどうか(笑)。そんなことです。嘘のような本当の話。嘘が本当になっちゃうよ、って話。

あなたが成長したいのなら、目標像についてのハッタリをかませ

SNSやブログでも同じ原理が適用されます。まず宣言ありき。宣言すれば、あなたは縛られます。プレッシャーが生じます。

これを心理学的には、一貫性の法則といいます。人は、自分の言動に一貫性を保ちたいからです。

まぁ、原理はどうでもいいのですが、とにかく、自分の成長を促したいのなら、自分を上回る目標についてハッタリをかまし宣言することです。

[su_spoiler title=”学生時代にハッタリをかました具体例” style=”fancy”]私も学生時代にそんなことがあったのを思い出しました。英語ができる友人が、鼻にかけた様子で「TOEICくらい受けてるよな?」と質問してきたのです。 当時、田舎から大学に通学してた私なので「TOEIC???」状態(笑)。でも、ムカついたので、「前に受けたとき、いい点数取れたよ」と回答(笑)。 その後、TOEICを調べ、猛勉強。結果、学生時代にTOEICで800点を取りました。[/su_spoiler]

 

あまりにも現状とかけ離れたハッタリをかますのは精神衛生上よくないので、オススメできません。

しかし、達成できるかできないか微妙なラインにハッタリをかますのは、自分を成長させる上でとても重要なことです。

 

公務員なら、ゼネラリストよりスペシャリストを目指せ!

  • 公務員で出世するのは、ゼネラリスト。でも、その働き方は社内価値が高まるだけ。
  • 社外価値を高めたいなら、スペシャリストになれ。
  • 地方公務員なら、税金分野のスペシャリストはオススメ!

あなたが地方公務員なら、間違いなく、ゼネラリストより、スペシャリストを目指すべきです。私は入庁3年目で、その真実に気づきました。

理由は、簡単です。ゼネラリストは社内価値しか身に着けられないからです。

 

ただ、このスペシャリストの道は出世からは遠のきます。

以前の記事で、「地方公務員で出世するにはどうすれば良いのか?」について記事を書きました。

要点を言うと、財政課、人事課、総務課のいずれかに行け、ということです。

ただ、この3課はいわゆる庶務系なんですよ。いわゆる公務員内部のお話なんですね。公務員内部のお話だからこそ、経験者の社内価値は高いのです。

でも、ここで社畜として、激務労働をしたところで、社外価値は一向に高まりません。

おそらく、異動した時に気づくでしょう。

「あれだけの長時間労働をした上で、自分が手に入れたものは一体何だったのか?」と。

 

そこで私がオススメする社外価値を高める公務員スタイルを提示しましょう。

地方公務員でも、ブランド人になれるスタイル スペシャリストとして生きる

  • 税金関係の部署を中心に回る(税金の賦課や徴収)。
  • SNSやブログを運営し、ソーシャルキャピタル(ブログの読者、SNSのフォロワーなど)を獲得する。
  • 税理士等の専門資格を取得する。

私は上司から期待されているのかどうかわかりませんが、いつも面談で財政課に行け、といわれます。

「そうですね~。」とごまかしつつ、心の中では、「財政課なんて、死んでもいくか!」と思ってます(笑)。

理由は上記のとおりです。

Rが若手地方公務員にオススメするキャリア戦略

そこで、私が若手地方公務員にオススメするキャリア戦略は、以下のとおりです。

地方公務員が社外価値を高めるキャリア戦略(ブランド人になる)

  • 税金のスペシャリストとして本業をこなす(税金の賦課や徴収)
  • 在職中に専門資格を取得する(税理士、宅建士、不動産鑑定士、司法書士など)
  • SNSやブログを運営し、ソーシャル・キャピタルを獲得する。
    *ソーシャル・キャピタル=信用、ネットワーク、人脈、フォロワー、読者など。

なぜ、私がこのような戦略を提示するのかについては、いくつかの理由があります。

  1. 税金関係の部署は現場であり、また、残業も少ない。
  2. 税金関係の部署は専門的知識を要する部署で、なおかつ、社外的な需要も大きい。
  3. SNSやブログを並行的に進めることで、心理学、マーケティング(集客)、ライティングの勉強ができる。

税金の徴収や賦課は現場仕事です。管理部門とは違い、人間対人間のリアルな職場です。机上の勉学だけでは学べないたくさんのことがあります。

それから、税金の現場部署は残業が比較的少ないです。残業が無いということは、専門資格の勉強や、興味関心のある分野の勉強、ブログの更新等にリソースを割けることを意味します。「TIME IS MONEY」です。

この記事で伝えたかったこと

  • 会社員として、ノーリスクで、自分の社外価値を高めよ。
  • 若手会社員はハッタリをかまして、自分を成長させよ。
  • スペシャリストととして、あなたの「ブランド」を形成せよ。
  • インプットだけにとどまらず、有益な情報発信者となり、ソーシャル・キャピタルを獲得せよ。

私のブログを見ればわかると思いますが、公務員3年目でこの現実に気づき、実践しています。最初に税の部署に配属されたのが良かったです。

この生き方は、いわゆる今の幹部公務員とは違うスタイルです。そして、公務員の大勢は未だにゼネラリストのスタイルを希望するでしょう。

でも、私はすでにスペシャリストとしてのキャリア戦略に舵を切りました。「あいつは、出世コースから外れてる」と言われることでしょう。

 

しかし、21世紀は、ブランド人的生き方に価値が生じる時代だ、と私は考えています。

ブランド人的生き方は、一長一短で身につくライフスタイルではありません。

もし、共感が得られたら、早速あなたもブランド人的生き方を実践してみましょう。

 

最後に、勇気を貰える、マイケル・ジョーダンの言葉で締めたいと思います。

I can accept failure,everyone fails at something.

But I can’t accept not trying. By M・J

「失敗することは耐えられるが、挑戦しないでいることは耐えられない。」

 

あなたも小さな一歩から動き出してみましょう!

 

ABOUT ME
公務員 投資家R
公務員 投資家R
20代地方公務員。投資、公務員、読書、映画などの情報を発信しています。21世紀は「信頼と信用」が何よりも重要になってくると考えて、ブログを運営しています。利益だけを追わない、信用を貯める。利益は後から結果的についてくる。

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  1. […] 2018年7月5日に発売になった『ブランド人になれ!』を読みました。 田端信太郎さん(@tabbata)がお書 Source: 公務員投資家Rのブログ 公務員なら出世を目指すな スペシャリストとしてブランド人になれ! […]

  2. ふく より:

    地方公務員です。
    公務員の出世コースが内部向け業務っていうのにはほんとうに同感です。
    「総務」っていうと公務員では本流だけど、民間だと庶務だと思われることもあります。

    • ふく様
      コメントありがとうございます!
      共感していただき、嬉しいです。
      そうですね。庶務は公務員の中では、出世コースになるのですよね。

  3. ローンウルフ より:

    あくまで個人的な考えですが、役所の人間で内部で出世する意欲も能力もある人は社内価値を高める方向でいいとは思うんですが、意欲と能力のどちらか、もしくは両方が欠けている人はRさんの言うように社外価値を高めた方がいいんじゃないかなーと思いました。
    言うまでもなく私は後者ですが(笑)

    • >>意欲と能力のどちらか、もしくは両方が欠けている人はRさんの言うように社外価値を高めた方がいいんじゃないか

      まさに!上手くまとめていただき、ありがとうございます!

      >>言うまでもなく私は後者ですが(笑)

      当然、私も後者の人間であります(笑)。

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