税金について理解する

税金の延滞金の利率は高いって本当なの? 延滞金の計算方法、免除、時効についても説明!

税金の延滞金 利率 免除 時効 計算方法
この記事の趣旨
  • この記事で扱う内容(悩み)は?
    →税金を滞納した場合、いつから、どれくらいの延滞金がかかるのか?

 

  • 誰に向けての記事なのか?
    →延滞金がどれくらい付いてしまうのか知りたい人へ

 

  • この記事を読むメリットは?
    →延滞金の利率や計算方法がわかる

 

  • この記事を読んだ結果、どう変われるか(ベネフィット)?
    →延滞金はもったいないので、早めに納めることが重要だとわかる

 

  • 一番伝えたいメッセージは?
    →延滞金の利率はとても高い!もったいないので、延滞金が付く前に、納めよう!

 

  • 何分で読めるの?
    →4分程度

税金の延滞金の利率はどれくらい!?

延滞金

平成30年は、納期限から1ヶ月を経過すると、延滞金の利率は8.9%!

どうも、公務員投資家Rです(@Resident_of_R)。

今日は、私の仕事がらみのお話をします。

 

私は、仕事柄、税金の滞納者を相手にすることが多いのですが、本当にもったいないと思うのが、延滞金です。

まぁ、Rのブログを読んでくれている人は優良納税者であると思うので、心配は不要なのですが…。

 

いきなり質問です!

延滞金の利率ってどれくらいか知っていますか!?

聞いて驚く人が多いですよ…。

 

国税庁のHPから延滞金の利率を引用してみましょうか。

 

【平成26年1月1日以降に適用される延滞金の利率】

1:納期限後1か月以内

2:納期限後の1か月経過後

期間 割合
1 2
平成26年1月1日から平成26年12月31日 2.9% 9.2%
平成27年1月1日から平成27年12月31日 2.8% 9.1%
平成28年1月1日から平成28年12月31日 2.8% 9.1%
平成29年1月1日から平成29年12月31日 2.7% 9.0%
平成30年1月1日から平成30年12月31日 2.6% 8.9%

出典:国税庁HP

 

これが税金の延滞金の利率です!

皆さんの意見をお伺いしたいものです…。

ちなみに、地方税の延滞金は、国税の延滞金の利率を準用しますので、全国一律で一緒になります。

そもそも、何で延滞金ってあるの??

延滞金

★延滞金が存在する理由★

  • 納期限までに納めなかったことに対するペナルティ
  • 納期限内に納めた納税者との間でバランスを取るため

「そもそも、延滞金って何であるの?」

そう思ってる人は多いですよね。

 

延滞金の存在理由は、納期内納税者との不均衡を無くすためです。

税金は納期限が法律で定められているので、それまでに一括納付しないといけません。

 

納期限を過ぎた後でも、いつでも好きなときに払ってOKだったら、できるだけ後に払ったほうが良くなりますよね。

きちんと期限を守って納めている人と、そうでない人に差が出てしまうのを、阻止あるいは是正するために延滞金は存在します。

 

税金の延滞金の計算方法を確認してみましょう

具体的に延滞金を計算してみるのが、理解する近道です。

★実際に延滞金を計算してみると…★

【具体例】

・税額 20万円

・納期限:H30.5.31

・納付日:H30.12.31.

・納期限1ヶ月後までの日数:30日(H30.6.1~H30.6.30)

・それ以降~納付日までの日数:184日(H30.7.1~H30.12.31)

【計算方法】

・納期限1ヶ月後までの延滞金
200,000×2.6%×30/365=427.3972602739726→427円(1円未満切捨て)

それ以降~納付日までの延滞金
200,000×8.9%×184/365=8973.150684931507→8,973円(1円未満切捨て)

延滞金の合計額 

427円+8,973円=9,400円(100円未満切捨て)

【注意事項】

(1) 税額が2,000円未満の場合は、延滞金はかかりません。
(2) 税額に1,000円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てて計算します。
(3) 算出した延滞金が1,000円未満である場合は、その全額を切り捨て延滞金はかかりません。
(4) 算出した延滞金に100円未満の端数がある場合は、その端数金額は切り捨てます。

出典:東京都小平市HP

税額が20万円で半年くらい滞納すると、延滞金は9,000円ちょっとです。

納期限から1ヶ月を過ぎると、年利8.9%で延滞金が計算されるようになります。

「延滞金って本当に高いなぁ…」と思いますね…。

 

税金の延滞金の免除について

税金の延滞金の免除は原則無い。法律や条例に該当した場合にのみ、免除される。

よく、滞納者の中に、「本税を納めたんだから、延滞金は免除してよ」と言ってくる人がいます。

延滞金は本税を納付したからと言って、チャラにはなりません(←これ重要)。

延滞金も本税と同様の扱いになりますので、納付が無ければ、差押の対象になってしまいます。

 

延滞金が免除や減免されるのは、法律や条例に記載されている条項に該当した場合です。

例えば、大震災で家が流された、難病に指定され医療費が莫大にかかるなど。

ここで、全ての例を挙げきることはできないので、専門部署に確認してみてください。

 

税金の延滞金の時効について

税金の消滅時効は、5年!

よく「時効」という言葉が使われますが、正確には「消滅時効」と言います。

★消滅時効★

「あんまり長期間放置していると、権利を請求できなくなっちゃうよ!」

税金は5年で請求されなくなります。

ただ、この消滅時効が①止まったり②再度0から計算されてしまう制度があります。

 

①消滅時効が止まることを、「時効の停止」といいます。

②消滅時効が再度0から計算されてしまうことを、「時効の中断」といいます。

 

役所が5年間も何もしないで滞納を放置することは普通ありません。

その間に、催告や督促状が送られてきたり、差押えがなされたりすることで、時効が停止したり、中断したりします。

 

延滞金でも、差し押さえの対象になるの?

差押

 

延滞金でも差押の対象になる!

本税を納付したら、それで納付が済んだと勘違いして、延滞金を放置する人がいます。

 

本税と違って、延滞金を放置しても、延滞金に延滞金は加算されないので、払わない人が多いです。

しかし、延滞金の放置は危険です。

 

延滞金だけでも、納付してもらえないとなると、租税当局は差押えを執行します。

預金、給与、不動産、売掛金、動産、証券口座の委託証拠金などの財産があれば、差押えになります。

 

具体的にどんな場合に差押の対象になってしまうのかについては、以下の記事を御覧ください。

>>「税金を滞納すると処分されちゃうの!? 差押えを受ける前に相談しよう。」

この記事で伝えたかったこと

  • 平成30年の、納期限から1ヶ月後の延滞金の利率は、年8.9%!
  • 延滞金は、遅れたことに対するペナルティ!
  • 本税を納付したからと言って、原則、延滞金は免除にならない!
  • 税金は5年間で、請求されなくなる!でも、停止と中断があるよ!
  • 延滞金だけでも、差押えされるよ!

どうでしたか?

税金の延滞について不安を抱えている人の気持が少しでも楽になればいいと思い書いてみました!

また、「税金を滞納したら、どうなっちゃうんだろう!?」という人にもわかりやすく記事を書いてみました!

「こんな世界もあるのか…」と思って読んでくれれば、幸いです。

 

ちなみに、延滞金でも残したまま死亡すると、どうなってしまうのでしょうか?

気になる方は、以下の記事を御覧ください。

>>「税金を滞納したまま、死亡すると、恐ろしいことに…。」

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公務員 投資家R
公務員 投資家R
20代地方公務員。投資、公務員、読書、映画などの情報を発信しています。21世紀は「信頼と信用」が何よりも重要になってくると考えて、ブログを運営しています。利益だけを追わない、信用を貯める。利益は後から結果的についてくる。

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