資本主義とお金

ゴールドマン・サックスは政治的影響力を行使する世界最高の投資銀行!? 

政治的影響力を行使する世界最高の投資銀行!?

政治が経済に大きな影響を与えている具体例を確認してみる

旋回の記事「投資家が有利に立てる政治的理由 企業が政治家に献金するから」では、企業の政治的影響力についてお話しました。

今回はその番外編として、アメリカの「ゴールドマン・サックス」という会社を扱います。

なぜ、ゴールドマン・サックスを扱うのかというと、政治的影響力を発揮している典型的な会社だからです。

 

まさに、投資家たちが労働者より影響力を持つ例を確認できる、最高の体現者でしょう。

Goldman Sachs(ゴールドマン・サックス)はアメリカの名門投資銀行

ゴールドマン・サックス

ゴールドマン・サックスはアメリカのNo.1投資銀行です。

アメリカの金融力は現在世界一です。

その中でも、N0.1ということは、世界一の投資銀行と言ってもよいでしょう。

 

投資銀行と商業銀行の違い

「投資銀行って、そもそもどんな銀行なの?」と声が聞こえそうですね(笑)。

当然です。なぜなら、日本には投資銀行というジャンルの銀行は無いからです。

三菱UFJ銀行を始めとする日本の銀行は、「商業銀行」と言われます。

顧客からお金を預かり、それを必要とする者に、融資する銀行のことです。我々が一般的にイメージする銀行です。

 

一方で、投資銀行は、個人を顧客とすることはあまりなく、法人を相手にすることが多いです。

企業の上場や合併等を支援し、その手数料を稼ぐビジネスです。

また、トレーディング部門を有しており、株式、債券、先物等の金融商品を売買し、差益を稼ぐビジネスもしています。

 

社員の平均ボーナス支給額が6000万円というニュースが出たことで話題にもなりました(笑)。

「どんだけ、儲かってんだよ!」とツッコミを入れたくなるところですが、ここは我慢…。

社員でそのレベルなので、幹部クラスになると、もう我々庶民の想像を遥かに超えます(笑)。

そんな、ゴールドマン・サックスですが、財務長官を多数輩出しています。

アメリカの財務大臣を輩出するゴールドマン・サックス

ゴールドマン・サックス 財務大臣

1人目が、ロバート・ルービンという人です。ルービンは、1966年にGSに入社します。

出典:NNDB

ゴールドマン・サックスは出世競争の極めて激しい会社です。その中で、1990年に会長になりました。

ゴールドマン・サックスで24年で、会長になってしまったのは前例が無く、異例の出世スピードでした。ルービンは、クリントン政権で5年間財務長官を歴任しました。

 

2人目が、ヘンリー・ポールソンという人物です。

By:Wikipedia

ポールソンは、なんとあのリーマン・ショックが発生したときの財務長官でもありました。

ジュニアブッシュ聖剣の財務長官を2年半近く歴任しました。

 

3人目は、2018/01/31時点で財務長官を勤めている、スティーブン・マヌーチンです。

By:Wikipedia

マヌーチンは、トランプ政権の財務長官です。マヌーチンの父親も、ゴールドマン・サックス出身者でした。

 

財務長官3人が同じ会社出身者って凄くないですか?

これって、凄いことだと思いませんか??

日本で言ったら、日本の財務大臣がトヨタ自動車から3人輩出されるみたいなことです。

そんなことは、聞いたことありませんよね。

 

一国の、それもアメリカの財務長官がGSという投資銀行(Rを代表する企業)から3人も輩出されていることは、何かの偶然なのでしょうか?

いや、偶然ではありません。

 

ゴールドマン・サックスは献金の影響力を理解し、そのパワーを使い、政治力を発揮しているのです。

財務長官になれば、公の立場になりますから、GS(一私企業)に対して、表立って金融業界を支援するようなことは言わないでしょう。

言わないでしょうが、やはり、プライベートの場で色々な情報や意見を交換しているものです。

そうなると、会社の経営者は、一国の財務長官の意見が聞けるわけですから、ビジネスを有利に進められるわけです。

 

まとめ

ゴールドマン・サックスはお金のパワーを理解し、それを政治力に転換している企業です。ゴールドマン・サックスを見れば、世の中の仕組み(資本主義の仕組み)がわかります。 

みなさんも、ゴールドマン・サックス絡みのニュースを見たら、今回の記事を思い出して、色々と考察を加えてみてください。

Rが言っていることがわかると思いますよ。

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公務員 投資家R
公務員 投資家R
20代地方公務員。投資、公務員、読書、映画などの情報を発信しています。21世紀は「信頼と信用」が何よりも重要になってくると考えて、ブログを運営しています。利益だけを追わない、信用を貯める。利益は後から結果的についてくる。

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