- この記事で扱う内容(悩み)は?
→働いても働いても、お金持ちになれないのはなぜ?
- 誰に向けての記事なのか?
→お金や社会の仕組みについてしっかりと考えて来なかった人へ
- この記事を読むメリットは?
→働くだけではお金持ちになれない理由がわかる
- この記事を読んだ結果、どう変われるか?
→お金持ちになれない理由がわかれば対策が打てるようになる
- 一番伝えたいメッセージは?
→投資家と労働者と言う2種類の人間がいること
- 何分で読めるの?
→5分程度
どうして、私達はお金持ちになれないのか?
最近、「ワーキングプアー」という言葉を目にする機会が多くなりました。
文字通り、働いても働いても生活が楽にならないということを意味する言葉です。
皆さんにも、身に覚えがあるんじゃないでしょうか?
それもそのはず、日本の景気は20年間低迷したままで、景気がよくなっている実感があまりありません。
でも、皆仕事をサボっているわけではありません。
どうして、そんなことが起きるのでしょうか?
それは世の中の仕組みを知れば、理解できます。
私達が住んでいる日本の経済システムは資本主義です。
資本主義には、「投資家」と「労働者」という2種類の人間がいます。
ワーキングプアーがなぜ発生するのかは、この2種類の人間を理解することで、説明できます。
投資家と労働者という2種類の人間に分けて考えてみる
この世界には、大きく分けて2つの人間に、分けることができます。
それは、投資家と労働者です。
投資家と労働者は、良くも悪くも全くと言っていいほど、違う生き方をしています。
この2つの見分けをつけることが、残酷な資本主義を生き抜く第一歩となります。
投資家というタイプの人間

結論を言うと、お金持ちになるためには、どうしてもこの「投資家」になる必要があります。
投資家は、色々な資産を自分で持っている人のことです。そして、資産から収益がある人のことを言います。
会社(の一部)を持っていれば、株式投資家。不動産を持っていて、それを人に貸していれば、不動産投資家。
色々な投資家がいますが、彼らに共通するのは、自分のお金をリスクにさらして、他人に価値を提供しようとしている点です。
資本主義の大原則に、「お金をもらうためには、価値を提供しないといけない」というルールがあります。
彼らは、価値を提供するために、自分のお金を使っているのです。
だから、そのリターンに、お金を得ることができるのです。
労働者というタイプの人間

一方で、労働者というタイプの人間もいます。
労働者が世の中のほとんどを占めるんじゃないですかね??
例えば、サラリーマンです。企業に務める人です。大企業だろうが、中小企業だろうが、公務員だろうが、関係ないです。
会社から、給与を貰って生活している人です。
労働者はリスクを負っていません。会社が倒産すれば、クビになって終わりです。会社の負債を、従業員が追求されますか?
されないですよね。また、会社も所有してないです。だから、会社の利益を得る権利はありません。
従業員に払われるお金は、必要経費です。経費はなるべく少ないほうが会社にとって良いです。
株主が資本を提供してくれているお陰で、会社の運営をすることができているのです。
倒産した時は、会社の所有者である株主がその責任を負います。
投資家と労働者は住んでいる世界が違う!?

Rは投資家の世界のことを指します。投資家が持っている、お金を生み出す資産を”資本”と言います。
Rの世界は、この資本からの収入が力を持つ世界です。資本からの収入のことを英語で、「Return on Capital」と言います。
頭文字を取って、Rです。私のブログでは、このRがたくさん出てくるので、ぜひ覚えてください。
一方で、Gは労働者の世界を指します。労働者が持っている資本は、自分の体から生まれる労働です。
働くことで、お金を給与という形でもらいます。経済が成長するスピードに従ってゆっくりと上昇していくのが給与です。
経済の成長を、英語では、「Economic Growth」と言います。頭文字を取って、Gです。
このGも、たくさん出てくるので、ぜひ覚えてください。
さて、今回の記事はここまでとします。
次回は、一体、この投資家と労働者のどちらになれば生活が楽になるのかを考えてみることにしましょう。