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えっ、税金の滞納は相続されちゃうの!? 放棄をするなら、お早めに!

税金 滞納 相続
この記事の趣旨
  • この記事で扱う内容(悩み)は?
    →税金を滞納したまま、死んじゃった場合、どうなるの??

 

  • 誰に向けての記事なのか?
    →滞納を相続するかもしれない、滞納をしていて家族が心配な人へ

 

  • この記事を読むメリットは?
    →税金の滞納の相続のしくみがわかる

 

  • この記事を読んだ結果、どう変われるか(ベネフィット)?
    →滞納の相続について適切な対応が取れるようになる

 

  • 一番伝えたいメッセージは?
    →税金は死んでも無くなりません!相続人が払うことになります。

 

  • 何分で読めるの?
    →4分程度

税金を滞納したまま死んだら、どうなるのか?

税金を滞納したまま、死んでしまうと、その滞納(延滞金を含む)は相続人に引き継がれます。

 

今回の記事テーマは、「税金を滞納したまま死んでしまった場合、どうなるのか?」です。

税金の取り立ては地獄の沙汰までとよく言われますが、果たしてどうなのでしょうか?

結論を言うと、税金の滞納を残したまま死亡した場合、その滞納は相続人に引き継がれる」です。

 

税金を滞納したまま死んじゃうと、そこで終わりになるかと思いきや、そうじゃないよってことです。

 

税金の滞納が相続されると、相続人に請求がいきます

税金 滞納

相続人が支払い義務を引き継ぐということは、差し押さえなどの対象になるということです。

税金を滞納して死亡すると、その滞納は無くなりません。

残った滞納は、法律の諸規定に基づき、その相続人が支払い義務を引き継ぎます。

 

よく、「税金払えないから、死んでやる!」という人がいます。

でも、よくよく考えると、滞納者が死んでしまうことによって、「配偶者・子供・親」に滞納が引き継がれしまうのです。

凄いですよね。

死亡しても、逃げられません。

自分で仕事をしていて、「本当に税金や国家権力は強大だなぁ」とつくづく思いました。

 

 

父親、妻、子ども2人。4人家族を想定してみましょう。

ここで、父親に100万円の滞納があったまま、死んでしまったケースを考えます。

 

税金の滞納の相続 100万円の滞納を残して、父親が死亡しました。

この場合、通常、相続人は妻と子ども2人になります。

その割合は、妻が1/2、子が1/4ずつになります(民法)。

 

金額に置き換えると、妻が50万円、子どもが25万円ずつ、父親の税金の債務を負うことになります。

相続が確定すると、妻は50万円、子は25万円ずつ支払う義務が生じます。

 

納付や連絡がない場合、父親の税金の滞納のせいで、妻や子どもが差押処分を受ける可能性もあります。

どんな場合に差し押さえされるかについては、以下の記事を見てみてください。

>>「税金を滞納すると処分されちゃうの!? 差押えを受ける前に相談しよう。」

相続を放棄する場合は、家庭裁判所で手続きを進める

家庭裁判所

滞納を払いたくない場合、相続を放棄することができます。

その場合は、死んだのを知ってから3ヶ月以内に、家庭裁判所で手続きを進めましょう!

この相続の放棄は、勝手に自分の中で、「放棄するからいいや」と思っていてもダメです。

放棄の意思を、家庭裁判所に伝える必要があります。

 

民法の規定には、下記のように記載されています。

相続人は、自己のために相続の開始があったことを知った時から三箇月以内に、相続について、単純若しくは限定の承認又は放棄をしなければならない。ただし、この期間は、利害関係人又は検察官の請求によって、家庭裁判所において伸長することができる。

民法915条 赤線はRが強調

 

ポイントは、知ったときから3ヶ月以内ということです。

父親が死んだのを知ってから3ヶ月以内に、放棄の意思を裁判所に届け出ないといけないのです。

届け出ない場合、相続の放棄の意思はないものと判断されます。

つまり、税金の滞納も引き継がれることになります。

 

Rは相続案件を何個も処理してきましたから、その大変さがわかります。

そもそも死亡すると行政手続きやら銀行手続きやら葬儀の手続きでてんてこ舞いです。

そこにきて、税金の滞納があることが発覚するなんて、もう…。

 

自分の夫や妻が、まさか…。

念のために、税金を滞納していないかどうかは確認しておいたほうが良いでしょう。

この記事で伝えたかったこと

  • 税金を滞納したまま死んじゃうと、相続人がその人の滞納を払うことになります。
  • 相続人が支払わない場合、相続人の財産を差し押さえすることになります。
  • 滞納を相続したくない場合は、相続の放棄ができます。
  • 相続の放棄は、死んだのを知ってから3ヶ月以内に、家庭裁判所で手続きを進めましょう!

早めに納付しないと延滞金も、たくさん付いてしまいます…。

延滞金はどれくらいの利率でついてしまうのでしょうか??

気になる方は、以下の記事を参考にしてみてください。

>>「税金の延滞金の利率は高いって本当なの? 延滞金の計算方法、免除、時効についても説明!」

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公務員 投資家R
公務員 投資家R
20代地方公務員。投資、公務員、読書、映画などの情報を発信しています。21世紀は「信頼と信用」が何よりも重要になってくると考えて、ブログを運営しています。利益だけを追わない、信用を貯める。利益は後から結果的についてくる。

POSTED COMMENT

  1. ローンウルフ より:

    課税データと住民記録の死亡データ突き合わせて対象者を抽出して、その対象者の親族を住民記録や戸籍から探し出して、親族あてに相続代表人届を送って・・・って懐かしいです!

    親族が亡くなってあまり時間が経ってないデリケートな時期に税の話するのって嫌ですね。問い合わせが来るときはちょっと憂鬱でした(;^^)

    • そうなんですよね!
      お亡くなりになられてすぐに、そのような書類を送付するのが、ちょっと厳しいですよね…。
      仕事なので、仕方ありませんが…。

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