資本主義とお金

日本の資本主義は機能してない なぜだと思いますか?

皆さん、おはようございます。

カピタルがTwitter上でつぶやく、日本のデフレについてお話をしたいと思います。

今回の記事は少し長いので、時間がない人、難しそうと思った人は、赤字のみお読みください

カピタルは長期投資をしています。その対象に日本は含まれていません。

カピタルは日本人で、日本を心の底から愛しています。日本を良くしたいという思いも、公務員になった理由の1つです。

じゃあ、なぜ日本の企業の株式を買わないのか?当然、そのような疑問が出ることでしょう。

 

日本の資本主義は上手く機能していない

カピタルは、ことあるごとに資本主義の未来を信じている、と発言をしています。

そして、日本も資本主義を採用している国です。

「じゃあ、日本の株を買えよ」と言われてもおかしくありません。

しかし、ここで大事なことを説明します。

 

資本主義を採用しているからといって、資本主義がうまく機能しているかどうかは別の話です。

結論から言えば、日本の資本主義は、今、上手く機能していません。なぜか、デフレだから

 

カピタルのブログでは、資本主義はインフレを前提とした経済システムであると説明しています。

インフレが前提になるのであれば、日本の資本主義は上手く機能していないことになります。

 

デフレは、資本主義の死。

 

デフレは、資本主義の死です。デフレ資本主義にとって相当ヤバイことを説明します。

できるだけ簡単に説明します。

 

まず、デフレ。これは、モノやサービスの値段が下がることを意味します。

逆に言えば、その反対側にあるお金の価値は上昇します。

例えば、デフレ率が2%だとします。

100万円のロレックスの時計が、1年後には98万円で買えます。

このときに、みなさんはどう思います?

 

カピタルはこう思います。「1年後に買えば、98万円で買えるのか。1年間我慢して来年買おう!」。

当たり前です。なにせ待ってるだけで、お金の価値が勝手に上がるのですから。

合理的な行動です。お金を使わずに溜め込むいうことです。

 

カピタルが購入をとどまったことで、ロレックス社にはお金が入りません。

企業の売上はダウンです。企業の売上が下がると、従業員により多くの給与を払えません。従業員は、給与が少なくなるので、物を買わなくなります。

この悪循環(デフレ・スパイラル)が続きます。

つまり、経済にお金が出回らなくなります。お金が出回らなくなれば、景気が悪化します。

 

時系列にまとめますね。

  1. デフレになる
  2. 皆がお金を使わなくなる
  3. 企業にお金が行き渡らなくなる
  4. 企業が十分な賃金を払えない
  5. 従業員は少ない給与なので、支出を控える
  6. 景気が悪化する
  7. 1に戻り 負の連鎖が始まる

 

デフレが20年以上も続いた日本

 

インフレ率の推移を示した、画像をお見せします。日本とアメリカのインフレ率を比較したものです。

引用:世界経済のネタ帳

 

もう、何も言うことはありません。

アメリカのインフレ率は常に+で推移しています。

日本のそれは1995年あたりから、0ないしマイナスです(つまり、デフレ)。

 

上で説明したヤバイ悪循環が、日本では20年以上も続いたのです。はっきりって、異常です。

こんな国がかつてあったでしょうか。ありません。

いわば、日本の資本主義は20年以上も上手く機能していないのです。

 

機能不全を起こしている国の資本主義の未来に、自分のなけなしの大事なお金を投資できますか?

カピタルはできません。大変残念ですが、このまま日本人がお金を使わないで溜め込むと、日本経済はヤバイです。

 

体で例えると、お金は血液です。血液が循環しなくなった体ってどうなると思いますか?

酸素や栄養を運ぶ血液が体に回らなくなると、細胞が壊死していきます。

それと、同じです。

国の細胞たる企業や国民が壊死して(倒産、失業、犯罪の横行)、国の経済、ひいては、国家の運営も上手く行かなくなります

 

デフレだけは、ヤバイ。 日本は世界の反面教師となってしまった

 

この状況を観察していた世界の国々は、デフレだけはヤバイと思いました。

アメリカは、リーマン・ショックにより、デフレの危険性がありました。

FRBや米国政府は、デフレ回避のため、大規模な金融緩和と積極的な財政出動を行いました。それが功を奏しました。

2010~2013年のインフレ率を見ると、その差は明確です。アメリカはインフレ率が+で推移しています。

日本はアベノミクスが始まるまで、デフレです。悲しくなります(泣)。

 

アメリカは、デフレの恐ろしさを知っています。賢い国です。

資本主義のKINGたるアメリカがデフレになることだけは避けないといけない。」、アメリカの金融・財政政府幹部は、そう思ったことでしょう。

日本のような惨憺たる景気低迷の二の舞いになることだけは、何があっても回避しないといけない。」そう思われていたことでしょう。

そうです。日本は、歴史に例を見ない長期デフレ国として、世界の反面教師になってしまったのでした。

 

 

どうすれば、このデフレ状況を抜け出せるのか?その辺は、また別の記事で解説します。

今回の記事は長く、内容も難しかったと思います。わかりやすく説明したつもりですが…。わからない部分があれば、カピタルの説明不足です。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
公務員 投資家R
公務員 投資家R
20代地方公務員。投資、公務員、読書、映画などの情報を発信しています。21世紀は「信頼と信用」が何よりも重要になってくると考えて、ブログを運営しています。利益だけを追わない、信用を貯める。利益は後から結果的についてくる。

POSTED COMMENT

  1. 単に政府が民間企業に参入しなければデフレは脱却できると思います。通常倒産する企業も国が公的資金等の名目で資金補填するので正常な資本主義なんてならないと思います。

    民間の努力と政府の努力ってまったく違うモノです。資本主義は利潤を求めるシステムですが政府は税金運用なので特に利潤を求める必要はないですからね。

    とはいえ、セミリタイアをしたものにとってデフレは歓迎です。

    • クロスパール 様
      コメントをいただき感謝いたします。
      これから、デフレ脱却についてどうすれば良いのかの記事を執筆予定です。
      デフレ脱却への最大の立役者は政府である、と私は思っています。その点、クロスパール様と意見が異なります。
      政府の介入が無い限り、日本はデフレを脱却できません。
      現預金をはじめとする金融資産を多く持っている者にとっては、デフレは良いことですが、日本の将来のことを考えると、早急にデフレを脱却すべきです。

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